夕方から雨が降り出しました。雨が降っているときの匂い、雨音が好きです。

でも、去年の11月、ロス・フライレス村では断続的に雨が降り続いた結果、付近を流れる川の堤防が決壊して大洪水になりました。
堤防が決壊する前、ベンポスタの土地は地面から30cmくらいまで水が溜まっていました。
日本から持っていった長靴は、そのときの水位とほとんど同じ高さ。
歩くたびに、水が長靴のなかに入ってきていました。子どもたちは裸足で水の中を歩き回り、生活用水を入れているタンクの蓋が船がわりになっていました。

日本で「雨が好きだ」と言っていられる自分。雨が降ると、川の水位が劇的に上がって危険なロス・フライレス。どうしてこんなに生活格差があるんでしょうか。